J1勝手に戦力分析〜その17 大分トリニータ編〜

・新加入
皇甫官(ファンボ・カン) 監督
西川周作 GK 大分ユース新加入
深谷友基 DF 阪南大新加入
上本大海 DF 磐田レンタル
柴小屋雄一 DF 水戸レンタル復帰
川田和宏 MF 福岡大新加入
梅崎司 MF 大分ユース新加入
西野晃平 FW 日本文理大新加入
阿部吉朗 FW FC東京レンタル
ドド FW 蔚山現代（韓国）新加入
・退団
ハン・ベルガー監督
三上和良 DF 大宮完全
山崎哲也 DF C大阪完全
伊藤哲也 DF 　引退
サンドロ DF 　退団
金守智哉 DF 愛媛FC レンタル
永井秀樹 MF 　移籍リスト
瀬戸春樹 MF 市原完全
吉田智尚 MF 水戸レンタル

・予想フォーメーション
　　　マグノ・アウベス
吉田　　　　　　　　　　　ドド
　　　原田　小森田　梅田　
有村　パトリック　　三木　吉村
　　　　　　　高嵜
・主な控え
FW:高松、阿部、木島
MF:西山、松橋、内村
DF:根本、上本、柴小屋
GK:岡中、江角、西川

昨季1st、高いディフェンスラインからのプレスと速攻で台風の目となったトリニータ。
その立役者であるハン・ベルガー監督は残念ながら退団。新監督は皇甫官(皇甫が姓で官が名前)氏。
地域リーグ時代に選手として来日してその後コーチとなった、まさに「ミスター大分」とでもいうべき人。
昨年はベルガー監督の下でヘッドコーチだったので、今季もそのスタイルは変わることはなさそう。
選手のほうに目を移すと、そんなに動きはないが、元ブラジル代表ドドとFC東京の阿部吉朗を獲得。
って言うか前のほうが少しだぶつき気味です。高松も健在だし、吉田もFW登録だし、木島も松橋もいる。
一方で瀬戸、サンドロ、三上や山崎といった守備の人がいなくなったのにそちらの補強はほとんどなし。
というわけで上のフォーメーションは昨季のものを参考にしましたが、
今季はボランチやDFの控えの層が薄いので、高松を先発で使ってドドを中盤、
2ボランチにして原田左SB、有村右SBというのも考えられます。
そして右SBだけでなくボランチもこなせるベテラン吉村をベンチに置く、と。
もっとも昨季の原田の左SBは、急場しのぎの感が否めない感じではありました。まあ本職じゃないし。
こう見るとますます根本の出番はないね。左足のセットプレーは原田がいるし。
あと何気にGK激戦。高嵜と岡中はどちらが先発でもいけるし、江角もJ1での先発経験ある。
それに加えユース代表の西川がいるわけですからね。
とにかく層の薄い守備陣でどうしのぐかが課題でしょうか。得点は期待できそうなメンバーですから。