小田急ロマンスカー、千代田線に乗り入れへ
久しぶりに鉄道関係での興味深いニュース。
小田急電鉄と東京メトロは17日、08年春から特急「ロマンスカー」を地下鉄千代田線に乗り入れさせ、
帰宅ラッシュ時に大手町や日比谷など都心部から利用できるよう相互直通運転を始めると発表した。
小田急は「ロマンスカー通勤」を武器に、競合するJR湘南新宿ラインに対抗する考えだ。小田急が新たに地下鉄乗り入れ用のロマンスカーを製造し、千代田線の発着駅は湯島駅となる予定。
平日夕から夜にかけて町田、相模大野方面に走らせる。東京メトロは地下鉄8路線のうち、丸ノ内、銀座線を除いてJR東日本や私鉄と相互直通しているが、
特急乗り入れは初めて。全国のほかの地下鉄にも例はないという。
ということだそうだ。まあずいぶん先の話ですけど。
ロマンスカーといえば、先頭展望席がその代名詞ですが、地下鉄を走る電車では
保安上前面には貫通扉を設けることが義務付けられていますし、
地下鉄千代田線ではATC*1を採用しているので、電車の新造は当然ですね。
でも切妻*2で貫通扉付きのロマンスカーは想像できないなあ。
あと始発駅が湯島って言うのも面白い。確かに、湯島には折り返し線があるけど、少し中途半端な感じはします。
純粋に大手町や霞ヶ関等の都心部からの帰宅客だけにターゲットを絞るということなんでしょうか。
そして地下鉄線内の停車駅も気になるところ。
また、他にも西武池袋線でも13号線*3が開通したら、同じ企画を考えるのは面白いかも。