私は今でも鉄道は好きです

いつも楽しく拝見させて頂いてる「野間大池公園Diary」のそーたさんのエントリーを見て、私も書く。
私の母は鉄道記念日に生を受けた。だからというわけでなく、
たまたま家の前が駅だったこと、そこに電車を見せに行くとうるさい私がなぜか静かになったこと、
そういう感じで自分はだんだんと鉄道好きになっていったと思う。
私の子供時代のお守役だった母方の祖父もそれを知ってか、
彼の家の近所に私を電車を見せに連れて行ってくれた。
そこは東北線の線路で、まだ東北・上越新幹線も開業していなかったので、
さまざまな種類の特急電車がひっきりなしにやってきていた。
「ひばり」、「やまびこ」、「やまばと」、「つばさ」、「とき」、「あさま」etc
電車の色や形はみな同じでも、前面には個性豊かなヘッドマークがあり、私はそれを気に入っていた。


時が過ぎ高校に進学しても、鉄道研究会なぞに入って相変わらず鉄ちゃんであった。
大学時代にはなくなってしまうからといって165系大垣夜行にわざわざ乗りに行ったり、
鉄道好きが高じて大学の専攻が地理学だったり、とやはり鉄道とは縁が切れなかった。
海外に行っても、電車に乗るときの駅ではカメラ片手にさまざまな電車の写真をとってみたり、
夜行列車を待つ間、友人を駅に残して自分だけ地下鉄でパリの街を1周してみたり、と相変わらず。
就職した今でもやはり鉄道は好きで、この前名古屋に行った時も
友人と別れて地下鉄名城線の新規開業部分に乗りに行ったりして。
この趣味に関しては、サッカー、巨乳(爆)と並んでまあ病気ですよね。
私の中では「三本柱」と呼んでるんですけどね。


閑話休題
そーたさんも書いてる通り、その鉄道会社によくない評判がこのところ多い。
私も就職活動時に鉄道会社を考えたのだが、結局縁がなく現職に至るわけで、
その際に会った会社の人、つまり現場の人はみな感じのいい人ばかりで、
また駅員等の対応にしても、最近は不満に感じるようなことは少なくなってきた。
つまり現場は自分たちの仕事に誇りを持ち、精一杯やっていることに変わりはない。
ただ、問題なのは上層部とその管理体制かな、という気がする。
今般の西武や近鉄の問題はもちろんなのですが、
先日JR東日本で中央線の仮線切替時に手間取り復旧が大幅に遅れ大問題になったことがありました。
この件についても実際に作業を行う業者に対しての管理体制等が甘かったとの報道でした。
つまり上層部だけは旧態依然で、「おまえらを乗せてやってるんだぞ」という殿様商売気質が
抜けないのかなあという気がします。確かにその地域では独占企業ではあるんですけど、
でもそういう姿勢じゃ今は商売やっていけないですよね。
高校時代の鉄研の先輩や大学水泳部の先輩、後輩にも鉄道会社に勤めてる人が何人かいますが、
その人たちの話を聞く限り、労組の問題とかもあっていまだにいろいろと大変のようです。
やっぱり誰がいったか知りませんが「1/1*1は趣味でとどめたほうがいい」のかもしれません。


といろいろありますが、私は鉄道が好きです。これは一生変わりません。
鉄道は鉄道会社が運行しているものではありますが、
鉄道会社がどうなっていようとも鉄道は走りつづけると信じていますから。

*1:実寸大鉄道のこと