肩書きでもOK 候補者同音で苦肉の策

沖縄発選挙関係ニュース。北中城村長選でのお話。
日本は同姓同名の人というのは結構いるものですから、
候補者同音同字というのはまれにあると思うのですが、さすが沖縄、全国的には珍しい名前でした。
喜屋武馨さんと喜屋武薫さんだそうです。前者が現村長。後者は元村議会議長。
「かおる」は分かりますが「喜屋武」はなんと読むでしょうか?答えは「きゃん」。
私も同じ部署にこの名字の人がいるからわかるものの、という話ですな。
名前の文字が違うから大丈夫かという話ですが、「馨」も「薫」も難しいのでこういう話になったとか。
投票のときには「村長のきゃん」とか「議長のきゃん」という投票を認めるということですね。
きゃん、きゃん、言って犬みたいだ、って沖縄なのにここでマイナス30度かよ。>自分に激しく突っ込み
それはさておき、ちなみに沖縄は一般的に名前の漢字が難しいからだと思うのですが、
選挙ポスターはこれでもかというくらいひらがなが大きく書いてありました。
今回の決定にはそういう背景もあるのかもしれないですね。
ついでに「北中城」の読みも難しいですね。答えは「きたなかぐすく」。沖縄では城を「グスク」と読みます。
しかし沖縄の地名は読めねえ。読谷、北谷、東風平、南風原、国頭、豊見城今帰仁、金武…。
これは全部沖縄本島内の市町村名ですが、皆さん読めます?*1
さらにちなみに、MS-IMEは地名・人名には強いようで、私のPCでは全て一発変換できました、「喜屋武」も含めて。

※参考沖縄の地名

*1:順に「よみたん」「ちゃたん」「こちんだ」「はえばる」「くにがみ」「とみぐすく」「なきじん」「きん」です