上越新幹線脱線

中越地震がらみで私がふれないといけない話題はここかな。
巷では、「直下型地震に弱い新幹線」とか「軽量化に潜む危うさ」とか言われてますが、
直下型の地震に対しては、どんな交通機関であっても弱いので仕方ないとは思う。
逆にこれだけに強い地震であっても、脱輪程度の脱線で済んだことに注目したいと思う。
皆さんも見たと思うけど、高速道路はひび割れて段差ができ、国道のトンネルは崩落し、
在来線は路盤の土砂が流出して線路が宙吊り状態になったくらいの強さですからねえ。
早期検知システムがなく、300km/hの高速運転を続けていたら、間違いなく転覆までいってましたね。
また軽量化に関してはスピード優先の風潮の中仕方ないかなとも思います。
とはいえ軽量化が進んでるのは東海道・山陽の方の話。上越新幹線は雪対策等もあるから、
そんなに軽い電車は作れないと思います。今回事故にあった200系の代替車としては、2階建てのE4系
があてられると思うし(2階建てなのでそう軽くはない)、その他の新車投入の話も聞かないですし。


追記
上越新幹線の魚沼トンネルに被害
上越新幹線、高架橋に深刻な被害判明
トンネルか…。トンネルは地震に強いと思ってたけど、まさに直撃だったからなあ。
そして高架橋。こちらはやばいと思ってたけどせん断か。相当強い衝撃だったんですね。
他の区間はともかく、浦佐ー長岡間の復旧はひょっとしたら今年中には無理かもしれませんね。