イングランドVSスウェーデン

とりあえず、観戦記を消化しなければ。まあ誰が見てるわけではないですが。4年に1度の記録は書いておかないと。
というわけで標題の試合。イングランドは引き分けでも1位通過。ホスト国ドイツとの試合を避けるためにも1位でグループを突破したい。
スウェーデンは引き分けでも突破。でも2位通過。これは是非とも勝利して1位で通過したいところ。


イングランドは警告の関係でクラウチとジェラードがベンチスタート。
一方で、カードをもらっているが、ランパードまでは外せないので、彼は先発。
2トップはオーウェンルーニー。今大会初の揃い踏みです。
ガリー・ネビルは間に合わず、またもキャラガー先発で少し不安。
スウェーデンはズラが怪我でベンチスタート、ラーションの相方はアルバック
右SHはヴィルヘルムションではなくヨンソン先発。後は前と一緒。


試合はいきなり開始直後、オーウェンが浮いたボールをさばいた際に変な体制で着地し、右足のひざを損傷。
そのままうずくまり立ち上がることができず、クラウチさんが交代でいきなりの登場。イングランドはいやな予感です。
イングランドがボールを支配するも、勝ちたいスウェーデンが積極的にプレスをかけ、一進一退の展開の中、
この日いい感じでドリブル突破も見せ切れ切れだったジョー・コールが、クリアボールをそのままボレーでドライブシュート
落ちてくるボールにイサクションも対応できず見事にゴールに突き刺さりイングランド先制。前半はこのまま折り返す。


後半開始直後のコーナーキックリンデロートの蹴ったボールにニアサイドのアルバックが見事頭で合わせ同点。
さらに右SHをヴィルヘルムションに替え、リュンベリラーションを中心に突破を図るも、中央は堅く点は入らず。
イングランドはなぜかリオに代わってキャンベル*1投入。戦略的にカードが切れずもどかしいイングランド
さらに後半半ばに怪我上がりのルーニーに代わってベンチスタートのジェラード投入。4-1-4-1のクラウチワントップに切り替える。
まあ引き分けでよし、という作戦なんでしょうか。とはいえ警告もらったら大変なジェラードを入れたのはやっぱり点がとりたかったのかな。
一方のルーニーは「俺はまだできるよ」とでも言いたげに、ベンチでスパイク投げつけたりして…。
ただこの交代が吉と出る。右に流れていたジョー・コールからのふわっとしたセンタリングに、ジェラードが頭であわせイングランド勝ち越しに成功。
これでイングランド勝利かと思っていた終了間際、ロングスローの目測を誤ったキャンベルの隙を突きラーションが蹴りこんで同点。
結局2-2のドローで終了。またしてもイングランドスウェーデンに勝てませんでした。


イングランドは勝てなかったとはいえ1位通過で次戦はエクアドル。ドイツとやるよりはよさそうです。
とはいえ勝てそうな試合を寸前で落としたのはよろしくなく、しかもオーウェンは重症でトーナメントは無理とのこと。
ルーにーはかなり復調してきたけれど怪我上がりで、まともなFWがクラウチしかいないのは厳しい。ウォルコットは未知数だしね。
これはエリクソンの選手チョイスのミスとしかいえない。デフォーやベントでもいればかなり違ったでしょうに。
ちなみにCMFが余り気味。この試合でのハーグリーブスのパフォーマンスはよかっただけに、今後キャリックジェナスも出番はあるのでしょうか?
一方スウェーデンはトーナメント1回戦の相手が開催国ドイツ。でもズラが復帰すればいい勝負ができそう。
ディフェンスはドイツよりスウェーデンのほうが固そうですからね。スウェーデンは点が取れるか、特にズラがどれだけ復調するかにかかってるでしょう。

*1:怪我?疲労?カードはもらってなかったのですが