イタリアVSチェコ

しばらく更新サボっていたら、書くべき試合がたまっちゃって。
でもドイツVSエクアドルは書くのもどうかという試合だったですが。
イングランドVSスウェーデンポルトガルVSメキシコはあと(っていつかねえ)で書きたいとは思いますが。


で、お題の試合。勝たないと自力での決勝トーナメント進出がないチェコですが、
ウイファルシとロクベンツが出場停止、コラーが怪我で怪我上がりのバロシュがワントップで先発。
引き分けでもいいイタリアは中盤にカモラネージ、ガッツさん、ペロッタとトッティさんを支えるべく
労働者タイプのMFを多く起用し、不調のトニをはずしてジラルディーノのワントップ。
試合は、ネスタが(またかよ)怪我で前半の途中でマテラッツィと交代とイタリアが暗雲漂う中、
コーナーキックからちょっと待てラッツィと高さを生かしたヘッドを決めてイタリア先制。
しかも前半終了間際にこの日フォアリベロに入ったポラックが黄紙2枚で退場。
選手は少なくなるは、交代で切れるカードは少なくなるわで窮地に立たされるチェコ
結局その劣勢はシュタイネルやハインツ投入でも跳ね返すことはできず、
逆に攻めにいったところを、途中交代のピッポにラインの裏をとられて完全1対1になり、
さすがにチェフといえどもノーチャンスで決められて、2−0で勝負あり。
私の楽しみがまたひとつ消えてしまいました。チェコ、グループリーグ敗退です。


チェコは初戦が良すぎて、その原動力だったコラーの代わりが見つけられなかった感じでしょうか。
しかもコラーだけでなく、ネドベドポボルスキー、ガラセクと中盤から前はベテランが多く、
がんばるべき若手のポラックやプラシルはアピールできなかった。
チェフとロシツキー(あとバロシュヤンクロフスキもかな)だけではどうにもこれからつらいでしょう。
一方のイタリアは、中盤を厚くしたのが正解。相手も中盤勝負だったからね。
特に両サイドとロシツキーにはまったく仕事をさせなかった。
さすがにネドベドは完全には抑えられなかったものの、結果として無失点でしたからね。
次の試合はどうするのかな。2トップに戻すのか。このままのフォーメーションで行くのか。
トニが絶不調なだけに難しいところがある。ピッポは今日みたいにスーパーサブで使いたいしね。


一方同じE組のもう1試合は2-1でガーナが勝利。アフリカの意地を見せて決勝トーナメント進出です。
やはりチェコに勝って勢いに乗りましたね。アメリカは前半のレイナの負傷交代が痛かった。
ちなみにガーナは決勝トーナメント1回戦でエシエンが出場停止とのこと。
残念でしょうが、とにかく勝って上を目指さなきゃいけなかったから仕方ないですかね。
アメリカは見せ場はイタリア戦だけでしたかねえ。やはりこのチームも組が悪かったですかね。
そういう意味ではガーナはすごいですね。でもやはりイタリアが抜けてたのは間違いないでしょう。