UEFAチャンピオンズリーグ決勝 リバプールVSACミラン @イスタンブール アタトュルク オリンピヤト

皆さんいろいろなところで言及されていますので、いまさら私が殊更申し上げることはないですが、
とにかくいいもの見せてもらった感じです。
試合の経過と分析についてはこちらがこちらが詳しいと思います。いつもながら素晴らしい。


わざわざ会社に午前半休もらって、前日11時に就寝して、前後万全の体勢で起床できたのが大きい。
本当に前半で勝負ついたと思いましたよね。前半だけで寝ないでほんとよかった。
前半だけで寝ちゃった人とか結構いたようで。気持ちは分かりますけど。


とにかくベニテスという監督は、試合が始まってからの修正というのが非常にうまい人だと思う。
先発にハマンを使わず、キューウェルを起用し、しかもキューウェル負傷退場でまず失敗。
さらにキューウェルセカンドトップとして使うことで、中盤に人数がおらず、
バイタルエリアを使われまくってカカやシェフチェンコに蹂躙されさらに失敗。
しかしながら後半からハマンを投入して3バックに切り替えることで、中盤の人数確保、
そしてジェラードを高い位置で使え、同点に持ち込むことに成功したわけです。
だったら最初からそのフォーメーション(CLおなじみの4-5-1)でいけよ、という話もあるけど。
で、後半はリバプールは1トップだったわけですが、その1トップ、
バロシュもいいとはいえなかったけど、シセはそれ以上にひどかったと思う。
ポストプレーはダメだわ(まあ元々そういうタイプではないでしょうけど)、
前線からのチェイスはゆるいわ、持ったら持ったでボール失ってしまうわ、という感じで。
あと、あの髪型も(笑)。最近ますます変な方向に行ってますよね。


閑話休題
一方のミランは3点というセーフティリードを守れなかったのはなぜだろうか?
中盤守備に落ち着きを与えられる人がミランのベンチにはいなかったんですよね。
アンブロジーニの負傷欠場はやっぱり痛かったのかな、と。encyclopectorさんも指摘してますが。
しかしあの後半の怒涛の5分はまさに「勢い」という感じかな。
特に私的にはPKの判定は微妙だった気がして、あれも勢いで取った感じがしないでもない。
とはいえ確かにガットゥーゾは後ろからいってますから、接触したらPKなのかな。
あとはその「勢い」の感じで何か同点になるのも時間の問題の気はしましたけどね。
スミチェルの2点目が入った時点でなんかそんな雰囲気はでていたしね。


しかしこの試合のハイライトはやはりこれかな。
スポナビによるとキャラガーの発案で、デュデクオリジナルではないようだけど、
蹴る方は相当幻惑されるよね。まさに「ふしぎなおどり」。実際3人止められたわけだし。