竹ノ塚踏切事故

今話題のこの件について少しコメント。
まず現場がどのようなものであるかは、こちらのページを参照してください。
竹ノ塚付近というのは、高架複々線化が完成している東武伊勢崎線
北千住−北越谷間で唯一踏切が残っている地点です。
なぜ地上に残ったのかということについては、日比谷線用の折り返し線
ならびに留置線が存在しているからその関係ではないかと思っています。
先ほどNEWS23でもやっていましたが、高架化には相当の金額がかかりますし、
国からの補助も出ないということで、しばらくは無理かなと思います。
原因に関しては踏切係員のミスならびに東武鉄道の管理不行届ということでしょうが、
そもそも複々線分の幅だけ踏切長がある(つまり普通の踏切より長い)ので、
取り残される確率が上がるということになります。
そのために係員を残してトラブルに対応できるようにしておいたのですが、
今回は逆にそれがあだになったわけです。このあたりは難しいですね。