「義援金」と「義捐金」

地震や台風等の被害をうけて、これらの文字を目にする機会が多くなってきたと思います。
皆さんもご存知だと思うのですが、本来後者が正しく、「捐」の字が常用漢字ではないので、
メディア等では「援」という漢字を使ってます。で、「捐」という漢字の意味は…、
という結構有名な話をしようと思ったら、もうされてる方がいらっしゃいました。
詳細はリンク先を見ていただくとして、「義として捐(す)てる金」というと何か重みがある感じがします。
このほかにも常用漢字化の影響によって本来の語義とずれてしまってる日本語は結構多いようです。
しかしながらPC等で入力すると従来の言葉も出てくるんですよね、これが。
まあ書く分には面倒な漢字が多いですけど、PCは自動変換ですから、ということか。
・参考:同音の漢字による書き換え (旧仮名遣いで少し読みにくいですが)