その他の欧州リーグの今節を振り返る。

まずはリーガエスパニョーラ。
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レアルとバルサは勝利。この2チームは連勝です。あとひそかにアトレティコも連勝スタート。大型補強がものをいったか？
レアルの今節はホームでヌマンシア相手とかつてなら大量点虐殺も望めそうなところだが、ベッカムのFKで1-0と薄氷の勝利。
一方バルサは曲者セビージャ相手ではあるが、ホームで2-0ときっちり勝利。ただモッタが怪我してしまったのは痛いですね。
その他はバレンシアはアウエイでビルバオに2点差を追いついての引き分け。この勝ち点1は大きいでしょう。
で、やってしまったのがデポル。ホームでオサスナ相手に先制しながら、しかも相手が退場で一人少ないにもかかわらず1-3で敗退。
しかもドゥシェルが前半早々に交代、ドゥシェルに変わったマウロ・シルバも後半早い段階で交代と、
二人とも怪我ならデポルはまさに緊急事態でしょう。一方のオサスナはミロシェビッチ2ゴールで復活アピールです。
あとベティスもホームでエスパニョール相手に1-4でボコられてます…。ホアキン、デニウソンの両翼がいないだけでこれかよ。
エスパニョールはマキシ・ロドリゲスが大爆発でハットトリック。
もともと攻撃はいいチームだから、ディフェンスいかんによっては台風の目になるかも。
で順位表を眺めてみると、上記連勝チームは結構予想の範囲内、バレンシアも無敗なのはOKとして、
やはりデポル、ビジャレアル、ベティスが勝ち点1なのが気になる。ビジャレアルは今年も結構期待してたんだけどなあ。


次はフランス・リーグ1
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とにかくPSGが終わってる。今節はアウエーとはいえ昇格組のイタフェ(私も良く知らない)相手に引き分けるのがやっと。
5試合消化して勝ち点3はやばすぎ。しかも未勝利3引き分けなんだから…。スポナビのコラムでも取り上げられてました。
確かにハインツェやソリンはいなくなったけど、ロタン、ジェペス、アルマンといった実力者を獲得してますからねえ。
やはり大きいのはディフェンスの中心、昨季キャプテンデウーとサイドの切り札フィオレーズのマルセイユへの放出でしょうか。
あとはエースパウレタの不調。パウレタだけじゃなくボスコビッチやリュボヤといった代わりになる選手たちも今一つだし。
で、PSGからの上記2選手だけでなく、ソショーからペドレッティ、バイエルンからリザラス、リヨンからリュインデラと、
いわゆる「ドログバマネー」で選手をかき集めたマルセイユも、思ったほど勝ち点を伸ばせず。
こちらも得点力不足は深刻。リュインデラは来たけど、ドログバもミドも放出し、マルレは相変わらずだし。
その他の強豪はリヨンもモナコもそれなりにきちんと勝ち点を重ねて上位につけてます。
モナコは早速サビオラがゴール、リヨンはニウマールが2ゴールと、こちらは新戦力が活躍しています。
しかし勝ち点11でリヨンに並んでるのが、トゥールーズ、メス、バスティアだよ。誰が予想できるって言うねん。


さらに続いてブンデスリーガ
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こちらは結構波乱続出。前節圧倒的な強さを見せてバイエルンを倒し首位に立ったレバークーゼンが、昇格組マインツにまさかの敗戦。
昨季の覇者ブレーメンも降格候補(失礼！)ボルシアMGに敗戦。どちらもアウエーとはいえ痛い星を落としました。
バイエルンはホームでビーレフェルト相手なのに1点しか取れず、不安を覗かせています。そんな中首位に立ったのはシュトゥットガルト。
ホームでHSVを寄せ付けず2-0の勝利。監督がザマーに代わっても関係ないですね。やはり守備が安定しているチームは強いのかな。
その他2位は勝ち点1差でヴォルフスブルグ、その下さらに2差でレバークーゼン、バイエルン、マインツが続きます。
「曲者」と書きましたがヴォルフスブルグも面白そう。ただ後半も踏ん張れるかどうかは、ダレサンドロが残留できるかにかかってますがどうかな。


最後にプレミア
順位表
アーセナル強い。というか負けないし、引き分けすらしない。チェルシーも負けないけど引き分けちゃったからね。
一方のユナイテッドはどん底。勝てない。まあ負けてないのが救いかな。敗戦もチェルシーとのアウエー戦だし。
今後けが人やら出場停止明け選手が戻ってくるのでそれが好材料かな。今は我慢の時でしょうか。
リバプールは少し復調の兆し。こちらはFWはオーウェンの抜けた穴をどう埋めるかまだ手探り状態だけど。
ニューカッスルは監督交代という劇薬が効くかどうか。スッチー初戦はブラックバーン相手に3-0で快勝。
スッチーはもちろんそうだが、シアラーにとっても古巣だったのね。ただクライファートは出てないっすね。
ヨーク＆コールともけんかした実績があるスッチーだけにクライファートは衝突必至かも。ちょっと興味深い。
ほかでは、予想はしてたけど、ボルトン(3位)とボロ(4位)の健闘が光る。
ボロはハッセルバインク＆ヴィドゥカの2トップが期待通りの活躍で、ボルトンは相変わらずのアラーダイスの手腕ですかね。
ルーニーとラジンスキーを放出しながら5位に踏ん張っているエバートンも見事です。
でも結局なんか今シーズンもアーセナルが行ってしまいそう。チェルシーとの直接対決の結果次第でしょうかね。